金ETFとは?

金ETFが最初に日本に登場したのは大阪証券取引所です。
2007年8月10日に金価格に連動したETFが初めて大証に登場しました。

こちらのETFは「金という商品」に投資できるのがポイントであり、1gあたりの金の値段(円表示)と連動しています。
金ETFの場合は商品を保有するというより、価格の変動や値上がりに対して利益を生む商品です。

金投資は昔から注目されている分野であり、よく『有事の金』とも言われています。
戦争や政治・経済不安が起こった際にも株や債券などと違って紙くず同然になることもなく、むしろ価格が高騰する傾向にあります。
最近では株式市場の不透明感から、金は物価が上がりインフレや経済不安が起こりそうな時の資金避難先としての役割も果たしています。

しかし、金ETFにも価格下落のリスクはあります。
また、金の価格は不動産ほどの激しい変動はありませんが、為替変動リスクには常にさらされてしまいます。
金の売買は基本的にドル建てで行われており、ドル/円相場×ドル建て円建ての金価格=金価格として反映されるためです。

大証と東証の金ETFの比較

大阪証券取引所(大証)では東京証券取引所よりも先立ち金ETFを上場しました。
証券コード1328の「金価格連動型上場投資信託」というETFです。
こちらのETFは現物の金の裏付けがなく、「金リンク債」という債券に連動する商品のため、直接金と交換する事はできません。
大証の金ETFは現物を買うのではなく、金価格に連動する債券を投資対象とする「債券型のファンド」というのが特徴です。

一方、東京証券取引所(東証)には証券コード1362の「SPDRゴールド・シェア」というETFを上場しています。
こちらは現物の金の裏付けがあり、金ETFを購入すると金の現物も実際に買われる仕組みとなっています。
しかし、交換は米国で10万口単位のため実際の交換はあまり現実的とは言えません。
東証の金ETFは、世界標準の金地金の現物取引価格であるロンドン金値決めに連動する商品ファンドです。
また、日本の法律上の投資信託ではなく、投資信託方に基づいてコモディティを直接組み入れる「受益証券」なので安心した投資ができるのも特徴です。


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