外国投資を考える際には会社の知識はもちろん、その国の経済全体も把握する必要があります。
しかし外国ETFは株価指数に連動する上場投資信託なので、これ1本で全銘柄に投資したのと同じ効果が得られます。
注目するポイントもアメリカであればダウ工業平均、香港ならハンセン指数というように、ETFに連動する指数があるので分かりやすい構成となっています。
また、ETFだと投資金額や信託報酬といった保有コストが安く済む所も魅力的です。
現在一般的に購入できる外国ETFの大半はアメリカと香港市場に上場されており、常に売買には為替手数料が負担となります。
また、日本で現物株を売買する際には国内取次ぎ手数料もかかり、こうした手数料は各証券会社によっても異なります。
現地委託手数料は、証券会社によっては無料の所もあるようです。
外国ETFを取り扱う際にはこうしたコスト面も注目すべき点であり長期の運用を考えると、こうした手数料がより安い証券会社を選ぶことが外国ETF投資の際には最も重要と言えるでしょう。
外国ETFには、今までの投資信託にはなかった商品が充実している所も人気の1つです。
例えば「セクター別」ETFと呼ばれるものを例に取りましょう。
「S&Pグローバル一般消費財セクター」といった指数に連動するETFなら、個人消費に関連する全ての業種や銘柄…例えばトヨタ自動車を筆頭に、タイムワーナー・ウォルトディズニー・マクドナルドといった世界中の消費関連優良企業に分散投資が可能です。
もしエネルギー産業中心に投資したいならば「グローバルエネルギーセクター」、医療・薬品を中心の場合は「グローバルケアセクター」と分野も豊富です。
このように外国ETFはバラエティーに富んでおり、ちょっとコアな分野へのチャレンジもできます。
そして安定した先進国はもちろん、新興国やセクター別といったくくりで世界中を縦横無尽に投資できるのも魅力です。
日本のETFにこうした外国ETFを組み合わせれば、さらに安定した国際分散されたポートフォリオを構築することも可能です。