香港市場のETF

香港市場の株式を詰め込んだETFといえば、「トラッカー・ファンド・オブ・香港」です。
こちらは、香港の株式市場に上場している代表的な企業36社の株価に連動するように作られたETFです。
どちらかといえば香港はイギリスの植民地の歴史があるため、経済は中国本土よりヨーロッパの影響を強く受けると言われています。
そのため、株価も金融業の動向に大きな影響を受ける特徴があります。
今回のサブプライムショックでは香港ハンセン指数をたった1年で2分の1にまで下げた経緯もあります。
しかし、反面金融不安が落ち着けば香港の金融業は復活するとも予測されます。
ポイント的にこうした性質を利用すれば、大きな利益を狙うことができるETFかもしれません。

一方、香港市場に上場している「iシェアーズMSCIチャイナ・トラッカー」は中国全体の株式を詰め込んだETFです。
こちらは香港市場のみならず、上海・深セン市場など中国市場全ての上場銘柄の株価に連動するように作られたETFです。
中国もサブプライムショックの影響や北京オリンピック後の失速が株価にも影響をしていますが、まさにこちらは中国経済を反映するETFとも言えます。
長期的な見解で中国経済の成長を期待するのであれば、こうしたETFを購入するのも良いでしょう。

特徴を活かした香港ETFへの投資

香港市場に投資したいのであれば、「ハンセンH株指数ETF(2828)」「トラッカー・ファンド・オブ・香港(2800)」「MSCIチャイナ・トラッカー(2801)」などの商品が香港証券取引所に上場されています。
しかしそれぞれのインデックスには特徴があるので、こうした部分を踏まえて投資を考えてみてはいかがでしょう?
例えば香港の地場企業を中心に投資を考えたいのであればトラッカー・ファンド・オブ・香港がオススメです。

そしてハンセンH株指数ETFは、どちらかというと香港市場に上場してきた中国の優良企業が中心です。
こうした優良企業に加え、中国資本の香港企業であるレッドチップ銘柄へも投資したいのであれば、MSCIチャイナ・トラッカーといった具合に投資すればより適格な投資が望めます。
特にMSCIチャイナ・トラッカーは構成銘柄の対象に、上海・深センB株やニューヨーク市場に上場している中国企業も含まれています。

ほとんどが香港市場の銘柄ですが、H株だけでなくレッドチップも含まれているので、ハンセンH株指数ETFよりももっと広い銘柄に投資できることになります。


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